山本京子編曲作品
数多くのピアソラ作品の編曲で有名な山本京子氏。
ピアソラの意図したものをピアノで見事に再現した数々の編曲作品は、その演奏効果の高さ、舞台映えする華やかさで、国内外のトップアーティストたちからも高い評価を受けています。
山本京子氏のパッション~Piazzollaへのオマージュ~
山本京子 Yamamoto Kyoko
神戸女学院大学音楽学部ピアノ専攻卒業。
卒業後は演奏活動や後進指導のかたわら、子供のための作品を作曲、発表。朝日放送制作のドラマの音楽を作曲、演奏。2000年より主にピアソラ作品の編曲楽譜の出版を重ねている。
編曲活動を通して国内外の演奏家達との交流を深めており、山本京子の作品はトップアーティストからアマチュアまで多くの支持を得ている。とりわけピアノデュオ・クトロヴァッツにとって山本京子による編曲作品は主要なレパートリーとなっており、ウィーン楽友協会ホールや、リスト・フェスティバル、ラクセンブルグ音楽祭など、多くのコンサートで演奏されている。
ヨーヨー・マ、キャサリン・ストット、アルゲリッチ・プレゼンツ・プロジェクト、赤松林太郎、klangfruehling音楽祭(オーストリア)、山中湖国際音楽祭などに作品を提供。2011年よりアルゲリッチ・プレゼンツ・プロジェクトの作曲家に登録されている。また、2005年より武田有賀とのピアノ・デュオmumukiで演奏活動中。mumukiのコンサートタイトルは「22世紀のクラシック」。演目は、ピアソラに限らずジャンルを問わない。時空を超えて支持されると思われる作品を編曲して発表している。
ピティナ正会員、大阪国際音楽コンクール審査員、ベーテン音楽コンクール審査員。
After graduating from the Department of Music of Kobe College (Hyogo, Japan) where she majored the piano, she got a chance to compose and perform music for a TV drama telecasted by Asahi Broadcasting Corporation in 1990. She regularly appeared on stage and performed works for 2 pianos. Not only playing the published works, she started to try her own Piazzolla arrangement for 2 pianos. The performance created a big sensation, and it led her to the first publication of her Piazzolla arrangements in 2000. Until today, Kyoko has published as many as 14 music books both in and out of Japan, and they are highly evaluated by not only amateurs but also renowned artists. Now Kyoko’s sounds are delivered around the world to fascinate large audience. Her works were provided for Yo-Yo- Ma, Kathryn Stott,MARTHA ARGERIGH PRESENTS PROJECT(Italy) klangfruehling, Liszt Festival, Laxenburger Schlosskonzerte (Austria), Klangsommer (Japan) etc.