(クレシェンドスタッフ)
最後に今後の展望をお聞かせください。
(山本氏)
「たくさんの人に弾いてほしい」という出版を始めた当初の願いは叶いました。「ピアソラ編曲は山本京子」というブランドが確立され、そのスタンダードになりたいです。今後も信頼と期待を裏切らない作品を発表していきたいと思っています。
ピアソラには、自分の名を作品を残したいという想いがあったと思います。私が死んだ後も私の編曲でピアソラを楽しんでもらいたいですし、生きている間は愛される作品を発表し続けたいです。私のコンサートで「22世紀のクラシック」と銘打っているのではそういう理由からです。
(クレシェンドスタッフ)
時代や国を越えて作品が残るよう、お力になりたく存じます。