書籍
椎名亮輔
フェデリコ・モンポウ 静寂(しじま)の調べを求めて
出版社 音楽之友社
品番 ONTK19
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寡黙で、控えめな、しかし魅力に満ちた音詩―――
とても少ない音の数で、絶妙な音の繋げ具合を紡ぎ出し、単純なつくりのピアノ小品や歌曲を書いたスペイン近代音楽の至宝、フェデリコ・モンポウ(1893~1987)の生涯と作品解説を豊富な図版とともにまとめた本格評伝。
カタルーニャの都バルセロナに生まれ、海に親しみ、鐘の音を聴いて育った思索的な青年は、ピアニストとして注目を集めるもパリで作曲家として開花。フォーレやラヴェル、サティ、六人組からインスピレーションを受けつつ独自の音楽を追求。各界から称賛され、パリ社交界でもてはやされるが、深いスランプに陥ってしまう。しかし、その数十年後には「再出発」が待っていた。
グラナドス、ファリャ、ラローチャ、ビニェス、セゴビア、ヴァレリー、ピカソ、ストラヴィンスキーといった同時代の音楽家・文化人との交流、そして、禁断の恋愛……彼が作り出した「静寂の調べ」の背景にあるものとは?
とても少ない音の数で、絶妙な音の繋げ具合を紡ぎ出し、単純なつくりのピアノ小品や歌曲を書いたスペイン近代音楽の至宝、フェデリコ・モンポウ(1893~1987)の生涯と作品解説を豊富な図版とともにまとめた本格評伝。
カタルーニャの都バルセロナに生まれ、海に親しみ、鐘の音を聴いて育った思索的な青年は、ピアニストとして注目を集めるもパリで作曲家として開花。フォーレやラヴェル、サティ、六人組からインスピレーションを受けつつ独自の音楽を追求。各界から称賛され、パリ社交界でもてはやされるが、深いスランプに陥ってしまう。しかし、その数十年後には「再出発」が待っていた。
グラナドス、ファリャ、ラローチャ、ビニェス、セゴビア、ヴァレリー、ピカソ、ストラヴィンスキーといった同時代の音楽家・文化人との交流、そして、禁断の恋愛……彼が作り出した「静寂の調べ」の背景にあるものとは?