今回は、今年没後100年を迎えたイタリアの作曲家ジョヴァンニ・ズガンバーティ編曲の作品をご紹介♪「オルフェウス」はグルックが作曲した3幕からなるオペラで、彼の代表作といわれています。「メロディ」というタイトルからはどのような曲なのかピンとこないかもしれませんが、第2幕2場のバレエ音楽"精霊の踊り"をズガンバーティがピアノ編曲したものです。その落ち着いた敬虔な調べは、聴いていて胸が締め付けられるかのような心に響く名旋律となっています。こちらの楽曲、ピアニストであるヴィルヘルム・ケンプの編曲版も有名ですが、個人的にこちらのズガンバーティ版は、シンプルさゆえに「静」の部分がよりこの旋律の美しさを際立たせているように感じ、オススメです♪
レベルは上級。折れあり