スメタナの間違いなく代表作といえる連作交響詩「わが祖国」。その中の第2曲にあたるヴルタヴァ(モルダウ)は誰もが一度は耳にしたことがありますよね♪あのおなじみのメロディにたどり着くまでのドキドキ感が、プリモ＆セコンドの絶え間ない16分音符で表現されています。オリジナルではヴァイオリンのpizz.奏法によって表現されている冒頭の雫の音。雫が落ちた川はさらに大きな流れとなり・・・そんな様子が1台のピアノで見事なまでに表現されています。演奏時間は少し長めですが、デュオコンサートのメインとして演奏されてはいかがでしょうか？楽譜はシックな緑色で、横長サイズ、見開きページにそれぞれプリモとセコンドという譜割りです。