書籍
Wilson, Elizabeth エリザベス・ウィルソン
ショスタコーヴィチ 回想される生涯
出版社 みすず書房
品番 MISA03
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- 著者・監修者
- Wilson, Elizabeth エリザベス・ウィルソン
- サイズ・版型
- A5 (210mmx148mm)
- ページ数
- 736
本書は、20世紀のソ連時代を生きた作曲家ショスタコーヴィチ(1906-1975)の生涯を、家族、知人、同業者などのインタビュー・書簡・日記・論考による回想を主軸に多角的に描き、現代史における社会主義の経験を生々しく伝える比類ない評伝である。
スターリン体制下のソヴィエト国家にあって、天才作曲家はどこまで自分を貫き、あるいは妥協し、あるいは屈服し、あるいは同調したのかーーヴォルコフの『証言』を端緒として現れたこれまでの主観的で皮相なショスタコーヴィチ解釈に対して、著者はみずからの個人的見解は最小限にとどめ、実証に依拠し、等身大で偏りのないスタイルで作曲家の人と作品と周辺と時代を詳細に映すことに努めた。その結果、作曲家の実際の姿がおのずとあぶり出される、最も信頼に足る評伝がここに誕生した。
〈本書の主要部分をなすインタビューや調査は、1988年から90年という特別な時期、ソ連末期の「混乱と興奮の時代」に行なわれた。そこでは「腹蔵なく、また恐れずに、自分の考えを表現する機会」を与えられた人々が、「ソヴィエト連邦が完全に崩壊する前に記録を正すことを切望」していた。本書の主要部分は、まさに公的記録から排除されてきた市民の"記憶のアーカイヴ"であり、日常生活の生々しい"身体性"を伝えている。〉(訳者あとがき)
スターリン体制下のソヴィエト国家にあって、天才作曲家はどこまで自分を貫き、あるいは妥協し、あるいは屈服し、あるいは同調したのかーーヴォルコフの『証言』を端緒として現れたこれまでの主観的で皮相なショスタコーヴィチ解釈に対して、著者はみずからの個人的見解は最小限にとどめ、実証に依拠し、等身大で偏りのないスタイルで作曲家の人と作品と周辺と時代を詳細に映すことに努めた。その結果、作曲家の実際の姿がおのずとあぶり出される、最も信頼に足る評伝がここに誕生した。
〈本書の主要部分をなすインタビューや調査は、1988年から90年という特別な時期、ソ連末期の「混乱と興奮の時代」に行なわれた。そこでは「腹蔵なく、また恐れずに、自分の考えを表現する機会」を与えられた人々が、「ソヴィエト連邦が完全に崩壊する前に記録を正すことを切望」していた。本書の主要部分は、まさに公的記録から排除されてきた市民の"記憶のアーカイヴ"であり、日常生活の生々しい"身体性"を伝えている。〉(訳者あとがき)
