ベルギー出身のピアニスト・作曲家、ワルター・フレミンクスによるピアノ作品集。2024年、闘病の末逝去したフレミンクスの想いを、彼を「ベルギーの父」と慕うピアニストの福間洸太朗が校訂・運指を担当し出版されました。フレミンクスの作品には、音楽教育者としての豊かな経験や家族との温かい時間、音楽を分かち合う喜び、そしてユーモアが溢れ、特に「シャンパン・ポルカ」では、”任意の楽器”としてシャンパンで演奏に参加するという遊び心溢れる趣向も含まれています。フレミンクス自作以外にも、グノーやポンキエッリ、シュトラウス2世の楽曲をピアノ独奏や連弾用に編曲した作品が収録されています。アンコールピースとしてもおすすめです。