本シリーズは、モダンジャズの中でもBe-bop,Hard-bopといったスタイルとは異なり、マイルス・デイビスやジョン・コルトレーン等が切り開いたモーダルジャズ以後の技法について解説しています。
今回の「インプロヴィゼーション・アナリゼ編」では、既刊好評発売中の「メロディー編」及び「ハーモニー編」の内容を踏まえ、ガーシュイン・ナンバーのモード的なアプローチや、コルトレーン・チェンジを取り入れたアレンジによる演奏例を紹介する他、代表的な新主流派の中からハービー・ハンコック、チック・コリア、リッチー・バイラークといった３人のジャズピアニストの演奏を収録しています。シリーズ第３弾の本書により、既刊２冊で習得した内容をより実践的な形で学ぶことができ、さらに上級のジャズプレーヤーを目指すことができます。