幼児のための絵おんぷからバイエルまで　上巻

【ト音記号絵おんぷ】本書は、初めてピアノを習おうとする２才児から６才児までの幼児を対象とし、バイエルなどに入る前に学ぶものです。幼児は大人の思いもつかない心と感覚を持っています。それは直感的そして瞬間的であり、純粋で美しいものです。そうした幼児の心を大切にして、ピアノの学習を楽しくスタートするというコンセプトのもと、この方法をとっています。本書により、中央「ド」から「ドレミファソラシドレミファソ」までの音符を五線上と鍵盤上で覚えることができ、リズム感もある程度身につきますので、バイエルなどにスムーズに入ることができます。長い間幼児と直接触れ合いながら音楽教育を続けてきた著者が、バイエル以前の楽譜の必要性を強く感じ、幼児と共に心を合わせて語り合い、創案したものがこの絵おんぷです。幼児の言葉と心をもとにして児童心理学を考え、しかも音楽の本質を外さないということを主眼として研究し、体系づけています。