ピアノソロ
エボニーとアイボリーのピアノのくに 2
出版社 ヤマハ
品番 YMHI69
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ピアノのレッスンが成立し、継続してゆくためには、まず生徒本人がテキストを開き、ピアノに向かうことを楽しいと感じることから始まります。また、弾くことばかりではなく、音楽を表現する背景の力となる総合的な音楽力を知らず知らずのうちに養ってあげることも大切です。生徒自身がこの曲で何ができるようになり、現在どこまで進歩したか、それがどのくらいすごいことか実感しながら進むこと、次の曲に取り組むことに期待感と意欲をもって臨めることも、楽しさにつながる大切な要素です。
「エボニーとアイボリー」には二人の妖精のキャラクターがレッスンの仲間として登場します。二人は曲について問いかけ、語り合い、確認・共感し、時には子どもたちに呼びかけ、励まします。各ページの背景には必ず一本の道が描かれていますが、これはずっと続くレッスンの歩みを表現したものです。この道を歩む課程で、楽典やリズム、ハーモニーなどに親しんでゆくことができます。キャラクターの会話をレッスン内の会話に発展させることで、子どもたちが「分かる楽しさ」を感じとれるようになれますように。
「ピアノのくに」第2巻は、いよいよ両手奏。第1巻のハーモニータワーで歌ってきた和音を、段階的に手に置き換えてゆく形に進みます。第1番の「やまみち」の左手は、単独のドを全音符で繰り返すだけですが、第2番の「おしりがぴかり」ではソが追加、第4番の「メリーさんのひつじ」ではドとソの重音に発展。同じ展開がト長調でも繰り返された後、第9番の「ちょうちょう」ではメロディーを支える左手の和音の種類が複数になります。さらにその構成音も2音から3音に増え、分散型を取るといった形に発展してゆきます。最終的には伴奏系はポリフォニー的な動きさえも見せるようになり、第3巻に引き継がれます。
「エボニーとアイボリー」には二人の妖精のキャラクターがレッスンの仲間として登場します。二人は曲について問いかけ、語り合い、確認・共感し、時には子どもたちに呼びかけ、励まします。各ページの背景には必ず一本の道が描かれていますが、これはずっと続くレッスンの歩みを表現したものです。この道を歩む課程で、楽典やリズム、ハーモニーなどに親しんでゆくことができます。キャラクターの会話をレッスン内の会話に発展させることで、子どもたちが「分かる楽しさ」を感じとれるようになれますように。
「ピアノのくに」第2巻は、いよいよ両手奏。第1巻のハーモニータワーで歌ってきた和音を、段階的に手に置き換えてゆく形に進みます。第1番の「やまみち」の左手は、単独のドを全音符で繰り返すだけですが、第2番の「おしりがぴかり」ではソが追加、第4番の「メリーさんのひつじ」ではドとソの重音に発展。同じ展開がト長調でも繰り返された後、第9番の「ちょうちょう」ではメロディーを支える左手の和音の種類が複数になります。さらにその構成音も2音から3音に増え、分散型を取るといった形に発展してゆきます。最終的には伴奏系はポリフォニー的な動きさえも見せるようになり、第3巻に引き継がれます。