オリジナルは歌曲。
　あまり話題になってはいないような気がしますが(苦笑)、今年没後90年を迎えたフォーレ。(ちなみに来年は彼の生誕170年に当たります)その彼の初期の作品”Apres un reve”は「夢のあとに」と訳される、フォーレの中でも1,2を争う人気の歌曲です。声楽の方の伴奏としてこの曲を弾かれたことのある方も多いのではないでしょうか？夢の中で出会った美しい女性とのひととき、そして夢から覚め現実に残された主人公の哀しい嘆きが虚しくも響き渡る――という詩に、幻想的な音楽が見事にマッチしています。このLuzziattiによるピアノソロ版は原曲に非常に近い編曲となっています。思い入れたっぷりにテンポを揺らせて演奏するもよし、逆に淡々と演奏すれば、はかなさや哀愁が際立つ…皆さんもそんなフランス音楽の世界に浸ってみてはいかがでしょうか？ちなみに、表紙には美しい装飾が施されており、さすがおフランス…！といった見た目にも楽しい表紙となっています♪(笑)(もう1つの有名な歌曲”Clair du Lune ”(月の光)はHAMA05で検索くださいませ^^)
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