2014年1月、ついにベーレンライター社から、ベートーヴェンのピアノソナタの傑作「熱情」が登場です！
この版の特徴としましては、・ベートーヴェン研究の権威として知られるJonathan Del Marの校訂・すっきりとしたレイアウトで(運指も付けられていません)・譜めくりにも考慮されたページ割であることが挙げられます。
また、Misha Donatによる序文には、作曲の背景や演奏における手引き(ペダリング、テンポ、強弱、アーティキュレーション、トリルや装飾音について…)が項目ごとに英語とドイツ語で解説されており、なかなか興味深いです。
「ベートーヴェンのソナタといえばヘンレかウィーン原典版でしょ！」という方も、研究用・勉強用にこの1冊をお持ちになれば、よりこの曲に対する解釈が深まること間違いなし♪